交通事故治療の集客力アップ！ 整骨院・整体院でのチラシ作成のポイントと広告規制

整骨院では交通事故でけがをした顧客に対しても施術することができます。
交通事故の施術は顧客側としても自賠責保険や加害者側の損害保険会社へ負担をしてもらうため通いやすく、また整骨院としてもまとまった金額が入るため、積極的に集客したい顧客です。
それではどのように集客するのがいいのでしょうか？

• どんなチラシを作るのが効果的だろうか？
• 交通事故のチラシを書く際に広告規制が気になる
• チラシ作成にどんな準備をするべきだろうか？

この記事では交通事故治療の集客をチラシから集める際のコツと注意するべき広告規制について解説していきます。
交通事故治療は患者数自体もあまり多くなく、集客にも苦労します。
ですが、この記事を参考によりよいチラシ作成をすることができれば、より売上が上がることは間違いありません。
交通事故治療のチラシを作成する予定がある方は忘れずにブックマークをお願いします。

【整骨院向け】交通事故治療の集客力UP！効率のよいチラシ作成の準備段階でのポイントとは？

交通事故治療での集客力UPのためにまず準備段階で考えておくべきことや確認すべきことがあります。

1. ターゲットを明確にしましょう
2. 自院の特徴、他店に無い強みを確認しましょう
3. 近隣店舗や地域の環境のリサーチをしておきましょう

以上の3点が準備段階で一考し、確認すべきことです。
以下、解説していきます。

ターゲットを明確にしましょう

まずはターゲットを絞って明確にしましょう。
ひとつのチラシで「身体に不調、痛みがある人」全員を集客しようとするとターゲットがぼやけてしまいます。
そのまま制作をすると、受け手に響かない無駄なチラシを制作してしまうことになるので非効率的です。
今回は「交通事故治療」を受けたいお客様を集客するので、チラシ製作の際にはそのことをしっかりと意識しながら制作を続けてください。

自院の特徴、他店に無い強みを確認しましょう

次に自院の特徴や他店にはない強みを確認しておきましょう。
他店との違いはそのままあなたの院のアピールポイントになります。
例えば

• 自院独自の治療技術がある
• 面倒な保険書類の作成サポートを受けられる
• 今までの施術経験人数など技術力の高さがある

など周辺の整骨院との違いをもう一度整理して、隙があればアピールできるように準備しておきましょう。

近隣店舗や地域の環境のリサーチをしておきましょう

近隣店舗や地域の環境のリサーチも重要です。
近隣店舗や地域の環境を調査することでまた自院の強みを把握しやすくなるからです。

• 駅から徒歩何分か？
• 駐車場はあるのか？
• 営業時間や休日はどうなのか？

上記のような情報を把握していれば「駅から通いやすい」「車で来院しやすい」「夜もやっているから仕事帰りに通いやすい」など多くのアピールポイントを発掘することができます。
見つけ出した特徴は整理しておき、チラシ作成の際には近隣店舗との差別化を図りましょう。

上記3点を準備してより効果のあがる交通事故のチラシ作成に役立ててください。

交通事故のチラシを効果的にする5つのポイント

ここまでチラシ製作前の準備段階の解説をしました。
ここからは実際に制作する際、より効果的なチラシを作るための5つのポイントについて解説します。

• 効果的なキャッチコピーを配置しましょう
• 施術内容を分かりやすく伝えましょう
• スタッフや院内の写真で安心感を届けましょう
• キャンペーンや特典で集客しましょう
• 基本情報や予約の仕方を忘れずに記載しましょう

以下それぞれのポイントについて解説します。

効果的なキャッチコピーを配置しましょう

一言であなたの整骨院を表すキャッチコピーを考えましょう。
キャッチコピーがあればお客様に名前を覚えてもらいやすくなるからです。
キャッチコピーを考える際にもポイントがあります。
あなたの院でお客様がどんな価値を得ることができるのかを伝えられるように作成することです。

例えば

OK	NG
このストレッチを続ければあなたの交通事故からの痛みがやわらいでいきます。	当院自慢の○○技術から発想を得た▲▲ストレッチ手法です。

上記NGの内容だと施術や治療の事について素人であるお客様はどれだけすごい技術なのかイメージができません。
それよりもOKの内容のようにお客様にとってどんなメリットがあるのか一目で分かるキャッチコピーの方が格段に訴求力が上がります。
キャッチコピーをチラシに配置する際は大きめの文字で目立つように配置しましょう。
あなたの院に通うメリットを優先的に伝えることで集客効果をより高めることが可能です。

施術内容を分かりやすく伝えましょう

キャッチコピーでお客様にメリットを伝えたうえで施術のアピールをしましょう。
これはそのメリットに説得力を持たせ、技術力の高さや誠実なイメージをアピールするためです。
ここでも専門用語は出来るだけ使わず、お客様に伝わるような内容になるよう調整しましょう。
理解されない言葉を羅列しても不信感をうむ可能性もありますので、注意してください。

スタッフや院内の写真で安心感を届けましょう

スタッフや院長、院内の写真を載せることでお客様に安心感を届けましょう。
整骨院の施術はその多くが接触施術であり、どんな人に施術されるのか不安に感じているお客様も多いです。
近くに整骨院ができても店内やスタッフ、さらに院長の雰囲気が分からない店内というのはどうしても入りづらいものです。
お客様に触れる施術をする以上、店内の雰囲気は大事にしましょう。

キャンペーンや特典で集客しましょう

キャンペーンや特典での集客をうまく利用しましょう。
金銭面に訴えることが出来るキャンペーンや特典での集客は非常に効果的です。
開店したばかりであればオープン記念無料体験会、経営が安定してきているのであればリピーター向けのキャンペーンを打つのも効果的です。

文字のフォントを変えたり、補色関係にある色を使ったりしてアピールしましょう。
自然に目に入るように工夫すればより高い集客効果が期待できます。

院の基本情報や予約の仕方を忘れずに

最後に院の基本的な情報や予約の仕方を忘れずに記入しておきましょう。
お客様が来院したくなるような効果的なチラシができたとしてもそこにあなたの整骨院の情報が無ければ来院することはできません。
せっかくお客様の来院意欲をあげることができてもそこで集客機会を逃してしまうことになります。

以下にチェックリストを作成しました。

作成時には必要な情報に漏れがないか再度確認しておきましょう。

まとめ：交通事故のチラシを効果的にする5つのポイント

交通事故のチラシをより効果的にするためのポイントを5つ紹介しました。
それぞれの内容について吟味してチラシに反映をしてみましょう。
より効果的なチラシが作成可能です。

整骨院での交通事故のチラシ作成で注意すべき「広告規制」とは？

チラシなど世間に広く情報を知らせるうえで整骨院経営者が絶対に注意しなければならないことがあります。
それは「広告規制」です。
広告規制に抵触してしまうと消費者庁や各県庁からホームページで措置命令の交付を受ける事になります。
この交付は公表されてしまうため、整骨院のイメージや信用を大きく落としてしまうことにつながるので気を付けましょう。

チラシの配布場所によって書く内容を使い分けましょう

整骨院がチラシを作成する際、配布場所が院内にするか院外にするかによって広告規制を受けるか否かが変わります。

柔道整復師法やあはき法（あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律）では広告は

• 誘引性
• 特定性
• 認知性

の3つの要件を満たしたものが広告に該当すると判断されています。
院内配布されるチラシの場合、この中の「認知性」が満たされないため広告とみなされず

• 院長の経歴
• お客様の声
• 施術内容
• 院の特徴
• スタッフや院内の雰囲気

などさまざまな情報を掲載することが可能です。
ただし、景品表示法や医薬品医療機器法（通称：薬機法）についてはこの条件が適用されないようなので注意しましょう。

院外での配布は内容や表現に注意する

院外での配布については内容や表現に注意して作成をすすめましょう。
なぜなら柔道整復師法、あはき法によって記載できる内容が制限されるため、決められた内容しか書くことができないからです。
以下記載可能な内容をまとめておくので作成の際は確認しながら作成するよう心がけてください。

柔道整復師法　第二十四条より

• 柔道整復師である旨並びにその氏名及び住所（技能、施術方法、経歴については表記不可）
• 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
• 施術日又は施術時間
• ほねつぎ（または接骨）
• 第十九条第一項前段の規定による届出をした旨（都道府県知事に開設の届け出をした旨のこと）
• 医療保険療養費支給申請ができる旨
  （脱臼又は骨折の患部の施術に係る申請については医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る。）
• 予約に基づく施術の実施
• 休日又は夜間における施術の実施
• 出張による施術の実施
• 駐車設備に関する事項

あはき法　厚生省告示第六十九号より

• 施術者である旨並びに施術者の氏名及び住所
  （あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師以外の施術者の技能、施術方法、経歴については表記不可）
• 第１条に規定する業務の種類
• 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
• 施術日又は施術時間
• もみりょうじ
• やいと、えつ
• 小児鍼（はり）
• 法第九条の二第一項前段の規定による届出をした旨（都道府県知事に開設の届け出をした旨のこと）
• 医療保険療養費支給申請ができる旨（申請については医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る。）
• 予約に基づく施術の実施
• 休日又は夜間における施術の実施
• 出張による施術の実施
• 駐車設備に関する事項

院外に配布する場合に表記できる情報は上記の通りです。
記載可能な情報の少なさに驚いた方も多いのではないでしょうか？
上記以外の記載は法に反することになるため記載できないので、気をつけてください。

まとめ：交通事故のチラシ作成は院内配布がおすすめ

以上、交通事故のチラシ作成について気を付けるべき広告規制についてご紹介しました。
ご紹介させていただいた通り院外配布は広告規制を受けるため記載できる内容がとても制限されてしまうため、院内での配布をおすすめします。
もし院外での配布を考えている方はURLやQRコードを添付するなどして自院のホームページへ誘導しましょう。
現時点ではホームページも柔整法、あはき法による広告規制を受けない媒体です。
より多くの情報をお客様に提供することが可能になるため、しっかりと誘導しましょう。

チラシからWebサイトへの誘導についての詳細は以下のリンクからから確認できます 

交通事故についてのチラシを作成してWeb集客と上手く組み合わせよう

以上、この記事では整骨院経営者が交通事故のチラシを作成する際に考えておくべきことについてご紹介しました。
それぞれの項目に注意しながら、効率のいいチラシの作成に取り組んでください。
また、配布場所を院外に設置する際には記載できる内容が極端に少なくなってしまうことに気を付けましょう。
もし院外での配布をお考えの方は必ずQRコードやURLを添付しホームページへ誘導するようにしてください。
いろいろな情報が記載可能なホームページでしっかりと集客できるように準備することをおすすめします。

当社Web集客代行サービスでの成功事例

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