昨今、スマートフォンやSNSの普及により、写真を撮ったり共有することが簡単な世の中になってきました。
どこかお店を探すのもSNSに上がっている写真を見て、良さそうなお店を探し、
「ここの方が良さそうだな」「雰囲気が他より良さそうだな」と
他店との比較対象が今や「イメージ」になっています。
この傾向はWEB集客において重要視しなければなりません。
治療院もホームページも同じようなことが起きていると言えるでしょう。
ユーザーは様々なサイトを比較しています。
そこでライバル店に勝つためには、ホームページに掲載する画像で印象良くしなければなりません。
(もちろん他の要素も必要ですが。)
印象の良い、印象に残るホームページは良く見られ、
SEOの評価に繋がっていき、集客に成功していくといった流れができるでしょう。
今回はSEOの観点から「イメージ画像」がどれほど重要視されているかを解説していきます。
今までホームページ上の画像に文字が入っていても、
それがどんなことが書かれているかはGoogleのロボットに認識されていませんでした。
しかし近年、Googleは画像上の文字も認識しはじめました。
まずはその証拠をお見せいたします。
これは手書きで紙に書い文字です。
これをGoogleのアプリで文字認識をすると・・・
このように文字の部分が認識され、テキストとしてすぐにメモ帳などに貼り付けできるようになっています。
Googleのロボットは日本語を理解しています。
このことからホームページ上に載せる画像が、いい加減だとSEO的に大変危険です。
いい加減なことを書いてあるときっとSEOは落ちるでしょう。
画像に載せる文字もしっかりと高品質な文章を載せることが必要であり、
テキスト文と同じようにページの評価に関わってくると考えられます。
①でGoogleは画像上の文字を認識していることが分かりました。
画像イメージと画像の文字、この2つが認識され評価に繋がっているとすれば、
使用する画像も慎重に選ばなくてはなりません。
重要なことはページのテーマと関連性の高い画像をできるだけ使用することです。
そして素材集だけではなく、なるべく多くのオリジナル画像を掲載しましょう。
ここでGoogleが画像を認識している、もうひとつの証拠をお見せいたします。
下記の画像をご覧ください。
こちらの画像は「腰痛で腰を押さえている女性」の写真です。
タイトルからこの画像を見るとすぐに「腰痛」とイメージがしやすいのですが、
Googleはどのように認識しているでしょうか?
見てみましょう。
画像上で右クリックを押し、「Googleで画像を検索」を押してみます。
すると・・・
「袖口」といった全く腰痛に関係ない意味で認識されているのです。
完璧にテーマと同じ画像を載せるのはなかなか難しいですが、
「健康」「倦怠感」などの認識がされていれば、関連性のある写真として評価されるでしょう。
関連性のある画像を増やすためにも、素材集の画像はページの50%以内にし、
できるだけオリジナル画像を使い、分かりやすい画像を使うことを推奨いたします。
画像の大きさも評価に入ると言われています。
小さい画像を使っていませんか?
小さい画像はインパクトもなく現代はスマートフォンが普及しているため
画像が小さいとユーザーにとってはストレスになります。
またGoogleからどんな画像かよく分からないと評価されてしまうかもしれません。
NG例は下記のような画像の掲載方法です。
上記の配置の場合、画像も見づらく文章も読みにくくなり、ユーザーに好かれず、Googleが下がることに繋がると考えられます。
次に良い例です。
このように画面いっぱいに画像を配置することでユーザーにも優しく、Googleの評価も高まり、結果的にSEOの評価が上がるということに繋がります。
同じ画像をホームページ内に使い回すのもNGです。
内容は同じでも少しデザインを変えたり、大きさを変えたりすれば解決できます。
どんな画像を載せたらいいか分からない時はこの方法が一番早いです。
SEO評価が高い上位のサイトに行き、そこに掲載されている画像を見て似た画像を自分のホームページにいれることもおすすめします。
今回はSEOの観点からホームページに画像を使う際の注意点をご紹介しました。
画像を使うポイントは下記の通りです。
Googleは常にユーザーが求めている情報を得られるホームページを評価していますので画像の掲載もユーザー目線で考えることが大切です。
また、現代はSNSの普及により写真を見ることが当たり前になっているので、より印象に良い・印象に残る画像を掲載することも大切になってきています。
ぜひ今後のホームページ運用に意識されてみてください。